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日本のメディア業界は、アカデミックなことを正しく理解し伝えるということの意義が分かってないというか…
そもそもメディア業界に(特に理系の)アカデミックな人材がいないのかもしれませんが(実態がどうかは知らない)
こうした米国の新聞、雑誌などにおける科学の報道記事は、一貫性のある、明瞭で正確かつ簡潔な表現に終始します。基本は、ジャーナリズムの教科書である「AP(Associated Press)スタイルブック」をガイドラインとしています。APスタイルブックは、大文字、略記法や句読点などの使い方だけではなく、倫理的な問題にも触れています。
例えば、そのニュースに必要な情報でなければ、「人種、性別、年齢、宗教、民族、地理、性的嗜好、障害、容貌や社会的地位は避ける」とあります。ですから、米国における科学のニュースは、研究者のこれらの情報に触れていません。なぜなら、サイエンスのニュースという本質から離れてしまうためです。“女性である”“科学者である前に、1人の人間としてのこんなエピソードがある”“魅力的だ”といった複線的な情報は、サイエンスそのものではなく、本質から逸れる判断されるため、報道されることがないのです。
アメリカではこういうガイドラインがあるのですよね。ほんと日本は遅れているなと思います…