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あぁぁぁ、どうなってんの...
こんな時なので恩師の退職記念祝賀会は見送りに
まだ正式な連絡は来ていないが、宿泊等を請け負っていたツアー会社(?)のページに、地震による中止のお知らせが載っていた
物理学会のページは(たぶん節電のため)昨日から停止中
明日、正規の発表がある、はず
静岡で震度6強だって
地震屋はまた否定するかもしれないが、今回の大地震によってプレートに大きな歪みが生じていることに起因するものじゃないのか。もちろん新潟長野辺りの地震も同じ。
正直なところ地震屋の言うことは信用していない。
ちょっと時間ができたので昨夜調べていたことを書いてみる
よくアクセスするF&F掲示板で、ヨウ素131を甲状腺が取り込むのを防ぐための安定ヨウ素を、緊急時にはイソジンガーグルやルゴールで代用するという話がでていた
一方、放医研などの発表で「上記のようなものは使うべからず。昆布などの海草類も効果がない」という話が出され、それがマスコミやら tweet で広まっている
いろいろ資料を調べてみたが、被爆被害を低減するため、ヨウ化カリウムがないならば、イソジンやルゴールを使うという方が確からしく思える。
放医研の発表の根拠としているのは、H14年の原子力安全委員会の報告書(pdf)のようで、これに書いてあることをつまみ出して言っているにすぎない。(他にもいろんなサイトがあったが、この報告書の内容を孫引きしているものばかり。)
日本では、この手の大きな組織が出した報告を金科玉条として扱うことが多々あるので、これを疑って、海外の情報を探してみることにした。
で見つけたのが例えばこれ↓
Health Physics Society のNuclear Medicine - Diagnostic Proceduresの中に
"Lugol's solution (potassium iodide) is given to protect the thyroid gland."
などといった記述がある。つまり、Lugol は thyroid gland (甲状腺)を守るために有効だと書いてあるわけだ。
また、先の原子力安全委員会の報告書の中には、
"なお、我が国においては、医療現場なでのの放射性医薬品であるヨウ素の服用による知見等から、日常の食生活において、コンブ等からヨウ素を摂取する頻度が高いため、放射性ヨウ素の甲状腺への取込みは少なくなることが知られている"
とあり、日常的に摂取している昆布等から安定ヨウ素が取り込まれていることを認める記述がある。
私の結論「放医研の今回の発表は正しくない」そして「F&F掲示板で FUSHIKIZ さんが書かれている内容の方が尤もらしい」
あちこちで単純にデマであると決めつける記述があるが、権威の言うことを鵜呑みにせず、自分で調べて自分の頭で考えて判断してほしい。
お医者さんの FUSHIKIZ さんも書かれていたが、ヨウ化カリウムにせよイソジンにせよ、甲状腺にトラブルを抱えている方(甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症など、昆布や海苔を食べちゃダメって言われている方)は服用しないように注意する必要があります。
たまたま知り合いに甲状腺にトラブルを抱えている方がいたので、ヨードがダメってことは昔から知っていたのですが、今回のヨウ素 131 に関わる話は知らなかったことだったので勉強になりました。
もちろんですが、ヨウ化カリウムが正しく配布される状況にあるのであれば、それらを医者の処方に従って服用すべきでしょうね。
でも、ヨウ化カリウム、そんなにたくさん用意できるのかな?できても配布できるのかな?ちゃんと処方できるのかな?
待避区域よりも外の方は、身近にある昆布や海苔を取るようにするのがいいんじゃないかな。
昆布は昆布だしがいいかも。昆布だしは美味しいですしね。(他の食品と比較して、圧倒的にヨードをたくさん含んでます。上述した報告書などにも書いてありますが。)